ポップサーカス開幕 迫力ある演技に歓声【山陽小野田】
全国各地で臨場感あふれるパフォーマンスを行うポップサーカスの山口公演が25日、おのだサンパーク横の特設会場で開幕した。初日は2公演があり、10カ国から集まったパフォーマーによる迫力ある演技が、会場を埋めた計2000人を興奮の渦に包み込んだ。 セレモニーでは、藤田剛二市長が「素晴らしいエンターテインメント。夢のような異空間を皆さんと一緒に楽しみたい」と開幕を宣言。陽気なメキシカンブラザーズによるピンと帽子でのコミカルなジャグリングでスタートした。 女性のコスチュームが次々に変わっていくクイックチェンジはスピード感のあるイリュージョン。前半最大のヤマ場は、屈強な男性8人によるパフォーマンスのアフリカン・ハンド・ボルテージ。器具を使わず肉体だけで高く組み上げたタワーからもう一方のタワーへと飛び移る迫力の技の連続に、会場は歓声と悲鳴に包まれた。 会場前は開演前から楽しみに訪れた多くの人でごった返した。山口市から家族と来た平川小4年の藤井翼君は「空中ブランコを早く見たい」と興奮を抑えきれない様子だった。 ポップサーカスの山口公演は2010年の市内公演以来14年ぶり。公演は4月7日までで、週1、2回の休演日がある。