神戸のシンボル「ポートタワー」2年7カ月ぶり再オープン 懐かしの360度「回転喫茶」も復活 新装の狙いは「夜のにぎわい作り」
■切り札は「夜の神戸」 今後、神戸空港に国際線の就航でさらに盛り上がる!?
(Q.ひと足早く神戸ポートタワーを体感してきた竹上さん、どうでしたか?) 竹上萌奈キャスター:今回のポートタワーリニューアルで、コロナ前の年間33万人の集客から、なんと2倍の60万人の集客を目指していくということです。『映(ば)え』や『エモい』を意識した、かなり思い切ったリニューアルをしたなと感じました。神戸ポートタワーは夜の11時まで営業で、ポートタワーを中心としたライトアップや、花火、そして新しいアリーナができたり、クルーズも楽しむことができます。昔ながらの、古き良き神戸の良さが好きな方もきっといいると思いますので、そのあたりもうまく折衷していけたらいいなと思います。 切り札が「夜の神戸」と、わかりやすく都市の魅力を打ち出すというのも、観光客誘致につながりそうだ。 奈良県出身で神戸大学に通っていたという、番組コメンテーターの元尼崎市長の稲村和美さんは、このように話した。 前尼崎市長 稲村和美さん:インバウンドも、国内でも意外と神戸をまだ満喫してないっていう人も、まだまだいらっしゃるんじゃないかなと思います。国内・国外問わず、神戸の魅力を皆さんに知っていただきたいです。 関西テレビ 神崎博報道デスク:神戸の弱点は泊まる客が少ないことと、外国人インバウンドの人が少ないということ。例えばインバウンドについては、実は神戸空港が、2030年ぐらいを目処に、国際線も就航することになりました。いま大阪に外国の人が多い理由の1つは、関西空港があるから。神戸空港にも国際線が就航すると、飛行機に乗る前や乗った後に神戸を観るきっかけになると思います。 潜在能力が非常に高い都市なので、その魅力を生かしてほしい。神戸ポートタワーは4月26日・金曜日にオープン。ぜひ1度足を運んでみてはいかがだろうか。 (関西テレビ「newsランナー」2024年4月23日放送)
関西テレビ