モウリーニョはユナイテッドへ戻ってくる? 「彼にはやり残した仕事がある」
かつてユナイテッドを指揮したモウリーニョ
先日、ローマの指揮官を電撃解任されたジョゼ・モウリーニョ氏。ローマでは成績が低迷し、シーズン終了までチームを指揮することは叶わなかった。 そんなモウリーニョ氏だが、2018年の12月まで指揮していたマンチェスター・ユナイテッドに戻る可能性があると英『Daily Mail』が報じている。モウリーニョ氏自身に近い関係者によると、同氏はオールド・トラッフォードにやり残した仕事があると感じており、戻ることが自分の使命のように感じているのだという。また、新共同オーナーのジム・ラトクリフ氏による新体制と協力することにも熱心だと見られている。 ユナイテッドは今季の成績が低迷しており、現在は21試合を終えて勝点32のリーグ9位。ここ5試合では1つしか白星がなく、エリック・テン・ハーグ監督の手腕に疑問符がついているところだ。 モウリーニョ氏も決してユナイテッドで大きく成功したわけではなかったが、初年度にはヨーロッパリーグとカラバオカップ、翌年はプレミアリーグを2位でフィニッシュしている。また、何名かの選手と問題を抱えているともされていたが、今ではメンバーもがらりと変わっており、かつて指揮していた頃から在籍しているのはマーカス・ラッシュフォード、アントニー・マルシャル、ルーク・ショー、スコット・マクトミネイくらいとなっている。 モウリーニョ氏がオールド・トラッフォードに帰ってくることはあるのか。チームの混乱を収めるには適した人材のようにも思えるが、果たして。
構成/ザ・ワールド編集部