新宿にブラムハウスが出現!『エクソシスト 信じる者』『M3GAN/ミーガン』の世界を味わう“恐怖の館”に潜入
「パラノーマル・アクティビティ」シリーズや「パージ」シリーズ、アカデミー賞作品賞にノミネートされた『ゲット・アウト』(17)など、ホラー・スリラー映画の常識を幾度も塗り替えてきたジェイソン・ブラム率いる「ブラムハウス・プロダクション」。同スタジオの最新作『エクソシスト 信じる者』(12月1日公開)の公開を記念し、ブラムハウスのヒット作の世界観を味わえる「リアル・ブラムハウス」が新宿にオープンした。 【写真を見る】ベッドの前で手を広げると…『エクソシスト』のあの恐怖シーンを再現! 2000年に設立したブラムハウス・プロダクションは、低予算かつハイクオリティな作品を次々と輩出するマルチメディアカンパニー。これまで200本近い作品を手掛け、全世界興行収入は57億ドル以上。M.ナイト・シャマラン監督やスコット・デリクソン監督らホラー映画界の人気監督とのタッグはもちろん、新進気鋭監督にも活躍の場を与えることで映画ファンから絶大な信頼を獲得。 近年ではジョン・カーペンター監督の名作ホラー「ハロウィン」をリブートしたシリーズ3部作が大ヒットを記録したほか、ホラー・スリラー映画以外にも『セッション』(14)や『ゲット・アウト』、『ブラック・クランズマン』(18)など、ドラマや社会問題に深く斬り込みアカデミー賞でも活躍する良作を次々と生みだしている。 そんなブラムハウス・プロダクションの最新作となる『エクソシスト 信じる者』は、ウィリアム・フリードキン監督が手掛け、世界中でオカルト映画ブームを巻き起こした伝説のホラー映画『エクソシスト』(73)の50年ぶりの正統続編。森で行方不明になった後、無事に保護された娘とその親友の異変に気付いたヴィクター(レスリー・オドム・Jr.)は、かつて憑依を目撃した経験者であるクリス・マクニール(エレン・バースティン)に助けを求める。そして悪魔祓いの儀式を試みるのだが…。 東京・新宿駅前のアルタ前交差点。可愛らしいネコが飛び出す3D映像でも有名なクロス新宿スペースにオープンした「リアル・ブラムハウス」は3階建。MOA2番街に面した1階フロアには『エクソシスト 信じる者』のフォトスポットが設置されており、『エクソシスト』のテーマ曲である「チューブラー・ベルズ」が鳴り響くなか、世界中の観客に恐怖を植え付けた名シーンが再現した写真を撮影することができる。 2階は、日本でもヒットを記録し現在続編が進行中の『M3GAN/ミーガン』(21)をテーマにしたフロア。ピンクを基調にしたファンシーな色合いの先には、劇中に登場するミーガン人形がどこか寂しそうに佇んでいる。ガラス張りの窓から新宿の街を見下ろしているミーガン人形の姿は、建物の外からも見ることができる。しかも週末にはミーガンガールズによるインパクト満点の“ミーガンダンス”が披露される予定だ。 そして3階フロアは入場することができないが、入口にはなにやら不穏な張り紙が…。ここは現在アメリカで公開中のブラムハウス・プロダクション最新作『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』(2024年2月9日公開)のフロア。人気ホラーゲームを実写映画化した同作は、廃墟と化したピザレストランを舞台に、かつて人気を集めたマスコットたちが動きだし人間を襲うという物語。そのマスコットたちが新宿の街にはやくも降臨。目を光らせながら、交差点を歩く人々を見下ろしている。 また「リアル・ブラムハウス」では映画ファン注目のグッズも充実。『エクソシスト 信じる者』からは、「現代マーチャンダイズ」や「インロック」などで販売中のクリアファイルやキーホルダー、Tシャツ、ステッカーなどに加え、12月1日の公開日から上映劇場で販売されるグッズも先取りして購入することが可能。『M3GAN/ミーガン』では公開時に販売されたグッズに加え、11月に発売された新商品も取り揃えられている。 さらに日本国内では初となるブラムハウス・プロダクションの公式グッズも限定販売。今回の企画のために制作されたアパレルや雑貨などのオリジナル商品を手に取って購入することができ、ブラムハウス作品の冒頭で流れるロゴが暗闇で光る蓄光Tシャツや蓄光ステッカーなどファンなら絶対に手に入れたい垂涎の商品がずらり。こちらの商品はONLINE PARCO内のParco Movie ショップでも予約販売中だ。 ブラムハウス作品のファンやホラー映画ファンはもちろん、映画グッズ好きも注目の「リアル・ブラムハウス」は12月3日(日)まで連日11時から23時まで開催。新宿に映画を観にきたその足で、是非とも立ち寄ってみてはいかがだろうか! 文/久保田 和馬