100kg超から50kg減!中国女優が挑んだ“大ヒット”女子ボクシング映画がついに日本公開!
中国発の女子ボクシング映画で今年アメリカを含む世界累計興行収入が740億円を突破するほどの大ヒットを記録した『YOLO 百元の恋』が、いよいよ7月5日(金)より公開だ。 物語の主人公は、32歳の筋金入りの怠け者ドゥ・ローイン(ジャー・リン)、何と100kg超の引きこもりがボクシングに励み50kg減量に成功し大変身!試合に挑む姿も大きな話題となっている。 【フォト&動画】何とボクシングで50kg減のボディ!バキバキの背筋、予告映像も この作品は元々、安藤サクラ主演で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞など国内映画賞を総なめにした『百円の恋』のリメイク作品だ。日本版『百円の恋』では、自堕落生活から脱却しボクシングに目覚めるヒロインを安藤サクラが熱演。撮影期間中に大幅に減量し、名演も高く評価されて国内の映画賞を軒並み獲得していくなど当時映画界で旋風が巻き起こった。そんな『百円の恋』での安藤の演技に惚れ込んだ中国の国民的人気コメディアンであり女優のジャー・リンが、本作のリメイク化権を獲得。『热辣滚烫』(読み:ルーラーグンタン)のタイトルで2月10日に中国で公開したところ、春節期(旧正月=2月10~18日)のナンバーワンヒットとなるなどたちまち話題になり、アメリカを含む世界累計興行収入が740億円を突破するほどの大ヒットを記録した。 物語の主人公は、32歳で無職、実家に引きこもる筋金入りの怠け者ドゥ・ローイン(ジャー・リン)。ある⽇、出戻りの妹と⼤喧嘩をして家を出る⽻⽬になるが、偶然出会ったボクサーのハオ・クン(ライ・チァイン)に⼀⽬惚れする。彼が講師を務めるジムでボクシングを始め、恋も新生活も順調に行くと思った矢先、試合に負けたクンはジムを辞め、行方をくらましてしまう。何もかも失ったローインはトレーニングに没頭し、ボクシング⼤会への出場を決意するというストーリーだ。 主演だけでなく監督も兼任したジャー・リンは、本作の制作に挑むにあたって1年以上もメディアから姿を消し、元々80kgほどあった自身の体重からさらに約20kg増量。100kgを超えた状態で撮影を開始し、撮影と並行して取り組んだ厳しいボクシングトレーニングを経て、最終的に50kg以上もの減量に成功した。本国では映画公開直前まで減量後のジャー・リンの姿が伏せられていたため、まさかの大変身に驚きの声が上がった。 エネルギー漲る“最旬スポ根映画”としての魅力もさることながら、中国の国民的コメディアンのジャー・リンが監督、主演を務めたからこそのコメディ要素が満載、本作に賭ける彼女の“本気度”を感じずにはいられないメイキング映像を交えたエンドロールにも舌を巻く。中国本土で社会現象となり、ボクシング人口が増加するほどのブームを巻き起こしたジャー・リンの勇姿をぜひ映画館で堪能しよう。 【作品紹介】 タイトル:『YOLO 百元の恋』 公開日:7月5日(金)全国ロードショー 監督・主演:ジャー・リン 出演:ジャー・リン、ライ・チァイン ほか 原題:『热辣滚烫』 英題:『YOLO』 配給:東映ビデオ 2024/中国/129分/5.1ch/シネマスコープ ©New Classics Media Corporation