質店の買取窓口を定点観測 買取価格が急上昇している2024年注目の品物とは?
内野さんの鑑定開始。バッグを買ったのは10年ちょっと前だという女性の言葉に、内野さんが反応します。「年式がわかるんですよ、ルイヴィトンの場合。これを作った年式なんですけど、98年になってるんで」なんと25年前に購入したバッグであることが判明! 思っていたよりも古く使い込んだルイヴィトンのバッグでしたが、内野さんの査定結果は…なんと希望額の倍となる4万円!!
内野さんによると、中古でも大人気のルイヴィトンは、多少の傷や色褪せがあっても買取に出せば期待できるそうです。中でもモノグラムとダミエは海外でも人気があるので値段がつくといいます。 ちなみに、今、女性が夢中なのはルイヴィトンではなく中日ドラゴンズ。この4万円でドラゴンズグッズを買って、沖縄キャンプの応援にも行くそうです。
<Case.3>60代の母と30代の娘「いわくつきのメガネ」
年が明けて2024年最初の営業日。お母さんと娘さんがなにやらいわくつきのものを持ってきました。10万円で買ったという、今は亡きおばあちゃんのメガネ。 母「金やって母は言ってたんですけど、私の目では金やというのはわかれへん」 娘「本物かどうかを確かめに来た」
どうせ二束三文の金メッキだろうと諦めモードの母娘でしたが、メガネの弦に“K18”の刻印が。鑑定を始めた内野さんも、真っ先に刻印を確認。ですが、まだ金とは断言しません。金の判別は試金石と検査薬で行います。試金石に判別したいものを軽くこすって跡をつけ、検査薬を塗ると、金でなければ跡が消えてしまいます。ということで、持ち込まれた眼鏡を検査してみると、正真正銘の金であることが判明!
「ディズニーランドに孫3人を連れて行く足しにできたら」という母親に、メガネが18金であることを告げる内野さん。しかも、査定結果は…驚きの9万7800円!! 購入金額とほぼ同じ額で買取成立です! 1年のよい幕開けになったという母娘。春になったらみんなでディズニーランドに行くそうです。