岡山県北部で初の国際芸術祭「森の芸術祭 晴れの国・岡山」が開催中
岡山県北部12市町村を舞台に国内外から現代アーティストや音楽家、ダンサー、建築家、デザイナーなど多彩なジャンルのアーティストを迎え、新作や場所を生かした作品を楽しむ事ができる国際芸術祭「森の芸術祭 晴れの国・岡山」が行われている。アートの力で地域の魅力を引き出し、岡山ならでは、 県北部ならではの国際芸術祭を作り上げる。 【画像】展示作品の写真 アートディレクターは、キュレーターとして数々の国内外の先鋭的な美術展に携わり、日本の現代アートの海外発信や国際文化交流の推進に貢献してきた長谷川祐子(金沢21世紀美術館 館長)氏。長谷川氏が国内で国際芸術祭のアートディレクションを行うのは本芸術祭が初となる。 会期中は開催エリアの食の魅力を発信するため、岡山の素材を使用したパフェの提供やお弁当の販売など、芸術祭とともに「おいしいアート」も楽しめる。 地域の特色を生かしたイベントも多数実施されており、各会場や観光地行のバスや、ガイド付きオフィシャルツアーバス、芸術祭仕様の列車の運行などのアクセスも用意されているので芸術祭と合わせて岡山の魅力を堪能したい。 森の芸術祭 晴れの国・岡山 11月24日(日)まで岡山県北部12市町村で開催中 開催エリア:津山市、高梁市、新見市、真庭市、美作市、新庄村、鏡野町、勝央町、奈義町、西粟倉村、久米南町、美咲町(うちアート作品設置市町は、津山市、新見市、真庭市、鏡野町、奈義町) アートディレクター:長谷川祐子(金沢21世紀美術館館長)
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