支援物資の供給拠点「へつぎ防災広場」大分市に完成 施設を公開
大分放送
大規模災害に備えて、大分市が整備した支援物資の供給拠点「へつぎ防災広場」が完成し、地元住民に施設が公開されました。 【写真を見る】支援物資の供給拠点「へつぎ防災広場」大分市に完成 施設を公開 大分市戸次地区に完成した「へつぎ防災広場」は、市が約5億4千万円をかけて整備した防災拠点施設です。広さは約2万4千平方メートルで、緊急避難広場や防災備蓄倉庫などを備えています。 津波の影響を受けない高台にあり、県の防災拠点となる大分スポーツ公園からアクセスしやすいのが特徴です。 約400平方メートルの倉庫には、段ボールベッドや間仕切りテントなどが保管され、大規模災害時には国や県からの支援物資とともに各避難所に届けられます。 (大分市防災危機管理課 阿部一也課長)「南海トラフ地震で大分市は最大9万5千人程度の避難者が見込まれているので、支援物資が早く被災された人に届くようになることを期待しています」 大分市内では123か所の指定避難所があり、大規模災害時に支援物資の円滑な供給が期待されています。
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