179人死亡発表のチェジュ航空の旅客機 今月から長崎線も運航 今後は?
29日午前、韓国・南西部の務安空港で事故を起こした韓国のLCC格安航空会社「チェジュ航空」は、今月から長崎ー務安間を週3回往復するチャーター便を運航していました。 【画像】事故前日の28日に長崎空港を発着したチェジュ航空の旅客機 チェジュ航空が運航する長崎ー務安間のチャーター便は、インバウンド需要獲得に向けた長崎県の誘致によって就航が決まり12月10日に運航を開始、事故前日の28日にも長崎ー務安間を往復しました。 2025年3月29日まで週3往復、合計48往復が運航されることになっていますが事故を受けた対応は不透明です。 航空機の位置情報を提供する「フライトレーダー24」によると28日に長崎空港を離発着したのは「Boeing737-8AS」、REGISTRATION: HL8088。29日、タイのバンコクから務安空港に到着した便も「Boeing737-8AS」、REGISTRATION:HL8088となっています。 韓国の消防庁などによりますと、29日午前タイのバンコクを出発したチェジュ航空の旅客機が胴体着陸に失敗し炎上。消防は乗客乗員181人のうち、救助された乗務員2人をのぞく179人全員が死亡したと発表しました。 韓国メディアは「国内で発生した航空機の事故の中で最も人命被害が出た事故となった」と報じています。 「チェジュ航空」はホームページに【弊社、済州航空は、無安空港での事故により影響を受けられたすべての皆様に深くお詫び申し上げます。まずは事故の収束に向けて全力を尽くします。ご心配をおかけし、誠に申し訳ございません。】とのメッセージを掲載しています。
長崎放送