「サプライズをもたらしたい」東京Vの城福浩監督がJ1での戦いに自信!横浜との開幕戦にも意気込み「歴史に相応しい試合を」
「J1に定着するのがひとつの結果」
1月14日、16年ぶりにJ1を戦う東京ヴェルディが、味の素スタジアムで2024シーズンの新体制発表会を実施した。 【PHOTO】編集部が厳選! ゲームを彩るJクラブのチアリーダーを一挙紹介! 就任3年目を迎える城福浩監督は、プレーオフを勝ち抜いて昇格を掴み取った昨シーズンを振り返ったうえで、「我々がやってきたことには自信を持っている」と強調。そして今シーズンは「その自信をもとに、謙虚さも持ちながら、晴れのJ1の舞台で思いきりぶつかりたい」と語った。 クラブとして「J1残留」を今季の目標に掲げるなか、城福監督はどのようにマネジメントしていこうと考えているのか。 「たとえばJ1残留と、17位を目標にしているのは違います。一般的にACLを目ざすというチームが(J1を)優勝できるのか、J2でプレーオフを目ざすというチームが自動昇格できるのか。 当たり前ですけど高みを目ざして戦ううえで、現実的には今の我々の船(チーム)の大きさから言えば、J1に定着するのがひとつの結果だと捉えています。 去年もおそらく我々が昇格するのを誰も思っていなかった状況で、サプライズをもたらした。同じようにできると思っています」 開幕戦はホームに横浜F・マリノスを迎える。Jリーグ元年の開幕戦と同じ対戦相手(当時は横浜マリノス)である。 「31年前の開幕を彷彿させるというか、東京ヴェルディの歴史をイメージしながら足を運んでいただけると思います。それはサッカー人気をさらに深めていくきっかけになればという期待が託されていると思っているので、それに相応しい試合を見せたい」とコメントした城福監督は、続けてこう意気込んだ。 「少なくとも腰の引けた試合はしたくないですし、挑んでいくチームなので、そういう姿勢は見せたい」 取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)