ABCテレビ新人、大石紗椰アナの兄は吉本芸人「M―1グランプリで共演できれば…」
今春にABCテレビに入社した新人アナウンサー、大石紗椰(23)と中村想人(22)が17日、大阪市福島区のABCテレビでお披露目会見に出席した。 「『どすこい大石』と覚えていただけたら、うれしいです。小学生の時に私が男の子に混ざって毎日給食のおかわりじゃんけんをしていたらこんなあだ名がついていました」 青学大出身の大石アナの兄は吉本興業所属のお笑いコンビ、鬼ぷりんの大石(29)。「アナウンサーになんとなく憧れを抱いていたのですが、私がなれるわけないと思っていて。売れっ子芸人になるという狭き門に向かってチャレンジし続ける兄の姿を見て、チャレンジしてみるのもありかと思えるようになりました」と背中を押してくれたよう。「ABCお笑いグランプリ、M-1グランプリがあるので、共演できればと思うのですが、兄がまだネタが…。兄妹で頑張れたらと思います」と意気込みを語った。 慶大出身の中村アナは小学生からボクシングを始め、高校時代は全国大会8強。大学時代はボート部に所属し、全国3位という経歴の持ち主。「後楽園ホールにプロボクシングを見に行ったときにリングアナウンサーが声一本で会場の雰囲気をガラッと前向きに変えたのを見て、アナウンサーを目指すようになりました」と志した経緯を語った。日本に7人しかいない、ボクシングのリングアナのライセンスを保有し、2試合担当した経験がある。 2人は19日に同局「おはよう朝日です」(月~金曜前5・0)、同局ラジオ「おはようパーソナリティ小縣裕介です」(月~木曜前6・30)でテレビ、ラジオ初出演後、ラジオニュースで〝初鳴き〟(アナウンサーデビュー)する。