阪神・ゲラ プレミア12よりCSに集中 パナマ代表候補に選出も「まだポストシーズンが残っている」
阪神・ゲラが11月9日に開幕する「第3回WBSCプレミア12」のパナマ代表候補メンバーに選出されていることが8日、わかった。「もちろん、ありがたい話」。母国の代表として臨む国際舞台。しかし、まずは日本でのポストシーズンに全力を尽くす決意を示した。 「まだポストシーズンが残っている。今は（代表のことは）考えられない」 CSでは右の強打者封じに期待がかかる。ファーストSで対戦するDeNAには、今季首位打者に輝いたオースティンと、新人から4年連続で20本塁打を記録した牧がいる。脅威の両打者に対して助っ人右腕は好相性を誇る。今季、オースティンに対しては2打数無安打で、牧には5打数1安打。レギュラーシーズンと同様に今後も仕事をさせない構えだ。 「シーズンと同じようにやって、チームに貢献したい」 この日のシート打撃では近本、中野、森下、大山、佐藤輝の主力打者と対戦し、大山の左前打のみに抑えた。「いいバッター5人と対戦できた。投げる期間が空いていたけど、いい感じで投げられた」。レギュラーシーズンを9試合連続無失点で締めた勢いそのままに次戦でもスコアボードに「0」を並べる。 （松本 航亮）
