ヤンキース、「やってはいけないこと」が現実に… “あと1球”から追いつかれ逆転サヨナラ負け、ガーディアンズが本拠地で息を吹き返した
◇17日(日本時間18日) 大リーグ ア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦 ガーディアンズ7―5ヤンキース(クリーブランド) ◆ダイビングキャッチで魅せたジャッジ ヤンキースは敵地でガーディアンズに延長10回の末にサヨナラ負けで、2勝1敗となった。メジャー最強の“ツインキャノン”が火を噴いたが、「あと1球」から奈落の底に突き落とされた。 ヤンキースは2点を追う8回、アーロン・ジャッジ外野手(32)が最強守護神クラセの外角低め160キロカットボールを右翼席へ同点2ラン。その直後、はジャンカルロ・スタントン外野手(34)も144キロのスライダーを中堅右へ運び、2者連続アーチでこの日初めてリードを奪った。 だが、『insurance run(保険の得点)』と称される1点も追加して5―3とした直後の9回裏、ポストシーズンでは守護神のウィーバーが2死走者なしの場面でトーマスに2ストライクと追い込みながらも二塁打を許すと、代打ノエルにまさかの同点2ランを被弾。さらに延長10回は、ホームズがフライにサヨナラ2ランを浴びた。 試合前、ブーン監督は「うちとして、これだけはやってはいけないことは、ガーディアンズにホームで息を吹き返させることだ」と語っていたが、まさにその懸念通りとなってしまった。第4、5戦も開催されるのはヤンキースにとって敵地のクリーブランドだ。(写真はAP)
中日スポーツ