南部菱刺しに興味持って 愛好家4人が初の作品展 八戸・更上閣
南部菱刺し愛好家4人で作る「菱Tomo4人」の初めての作品展が2日、八戸市の国登録有形文化財「更上閣」で始まった。会場には一刺しに思いを込めた多彩な作品計70点がずらりと並び、来場者を楽しませている。4日まで。 菱刺し教室で知り合った同市の木下牧子さん、栗橋英子さん、箭内美恵子さんと、五戸町の三浦たけ子さんがメンバー。作品展は本来2019年に実施予定だったが、コロナ禍のために断念。それでも諦めず、念願の開催にこぎ着けた。 タペストリーやのれん、ベストなどさまざまな作品を展示。日常的に使えるものを意識しているという。メンバーは「菱刺しはどんなものにも使える。見に来て興味を持ってくれたうれしい」とアピールした。 入場無料。時間は午前10時~午後4時(最終日は午後3時)。
デーリー東北新聞社