3試合得点がないソン・フンミンをノースロンドンダービーでどう使う? やはりサイド起用が適切か
リシャルリソンの復帰がカギに
現在プレミアリーグで勝点60、5位につけるトッテナム。今季の望みは4位に入り、来季のチャンピオンズリーグの出場権を獲得することだ。そのためには4位アストン・ヴィラとの勝点「6」の差を埋めなければならず、週末のアーセナルとのダービーは絶対に負けられない試合となる。 しかし、もちろん優勝を争うアーセナルにとってもノースロンドンダービーは絶対に落とせない一戦だ。過密日程によってアーセナルには疲労の色が見えるとはいえ、このダービーでメンバーを落としてくるなどということは考えにくく、考えうる限りベストの布陣で挑んでくるはずだ。 そんなダービーを前に、英『football.london』は「ソン・フンミンのジレンマ」と、この韓国代表FWの起用法について触れている。現在リシャルリソンを欠くスパーズは、ここ数試合でソンを最前線に置く形で戦っている。しかしソンには3試合ゴールがなく、特に4-0で敗れたニューカッスル戦ではシュート0に終わるなどまったく良いところがなかった。 しかし、リシャルリソンは週末のダービーに向けて復帰できる可能性があり、そうなるとソンの起用法も変わってくる。最前線でラインをリードする役割をリシャルリソンに任せ、よりスペースのあるサイドで攻撃に絡むほうがソンの特質には合っていると思われる。 ソンは過去にノースロンドンダービーで7つのゴールを決めており、ソンをサイドに戻すことで輝きを取り戻す可能性がある。この大一番でのエースの起用法は試合に大きな影響を与えると思われるが、スパーズはどんな布陣で臨むだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部