山本耕史、“ギターの師匠”は野口五郎!?「やりたいと言った次の日にエレキギターとアンプをくれました」
お笑い芸人、テレビMC、コメンテーター、DJとして活動するふかわりょうと、TOKYO FMアナウンサーの村田睦がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「野菜をMOTTO presents ○○のある生活」(毎週土曜11:30~11:55)。普段の生活に“ひと足し”して心豊かになるモノ・コトについて考えていきます。毎回ゲストを迎え、1週間の慌ただしさを癒やしてくれる「〇〇なもの」「〇〇の生活」について伺っていきます。 10月21日(土)、10月28日(土)の放送は、俳優の山本耕史さんがゲスト出演。10月28日(土)の放送では、山本さんが「ギターのある生活」について語ってくれました。
山本:ギターは30年以上も続けているので、子どもの頃からギターのある生活を送っています。 村田:誰かに憧れてギターを始めたのでしょうか? 山本:憧れというか、小学5年生のときに舞台「レ・ミゼラブル」に出演したのですが、そのときに野口五郎さんが楽屋で弾いていたんです。 ふかわ:へええ! 山本:野口さんにすごくかわいがってもらって、楽屋へ遊びに行くと、いつもギターをつま弾いている姿を見ていました。「耕史もやるか?」と聞かれて、かわいがってくれていた五郎さんがやっているものだから「やりたい!」と思いましたね。そうしたら、次の日ぐらいにエレキギターとアンプをいただきました。 村田:いきなりエレキギターをもらったんですね。 山本:それでドレミファソラシドを教えてもらいました。ずっと弾き続けていたのですが、披露する場所がないんですよね。そこから中学時代にバンドブームが来て、「ギターも持っているし、ドレミファソラシドも弾ける!」と思って6線紙、いわゆるギターの弦の本数だけ線があって、そこに押さえる指の数字が書かれているものを見て、ちょっと弾き始めたんです。そうしたら、いきなり弾けたんですよ! 最初に衝撃を受けたバンドはBOØWYでした。 村田:BOØWY、みんな好きでした! ふかわ:僕が中学生の頃は、みんなエレキギターに憧れて買ったものの、挫折して押し入れ行きでした。僕の周りはほとんど、そんな感じでしたよ。山本さんは、やはり野口さんから教わった基礎が利いていますからね。モテたくてギターを始めるのもいいですが、それよりも先に、体が成長する段階で弦にちゃんと触れて、慣らしていたのは相当大きな経験ですよね。 山本:(6線紙を)パッと見て、次にどこを押さえるのか、指がすぐに動いたんですよね。どの曲を、どんなふうに弾いていいのかがわからなかっただけで、譜面を見たら弾けたという。基礎のドレミファソラシドをずっと続けていたことが良かったですね。 ふかわ:師匠に恵まれましたね。その後、野口さんとはお会いしていますか? 山本:もちろんです。10代からずっとプロとして弾いている方なので、わりといいタイミングで顔を合わせることができました。 ふかわ:ギターをいただいても、三日坊主になることはありえたわけですからね。 山本:言われてみればそうですね。 ふかわ:三日坊主になったものってありますか? 山本:興味を持ち続けられることは、やはり続けられます。「これダメかもな……」って思うことは、最初に諦めちゃっていたかもしれません。 ふかわ:どんなことですか? 山本:僕らの時代はスノーボードが流行ったのですが、やりたいとは思わなかったんです。 ふかわ:でも、山本さんならおそらくスノボも絶対できます。体幹もしっかりしていますから。 山本:どこかに行って準備をしてやることよりも、家で毎日1人の時間にできるものが好きなんです。マジック(手品)にすごくハマった時期もあったんですよ。 ふかわ:それは見たい(笑)! 山本:1人の時間でどんどんクリアしていく感じが好きなんですよ。 (TOKYO FM「野菜をMOTTO presents ○○のある生活」2023年10月28日(土)放送より)