【カン・ハンナさん(43歳)】コスメプロデューサーでありNHKにも出演の歌人…彼女にとっての「美」とは|美ST
ここ数年でコスメの選択幅が広がったことは、肌がゆるぎがちな美ST世代には嬉しいこと。なかでも美ST世代のパワフルな女性が手掛けるコスメブランドの勢いが止まりません!人気の理由を探るため、彼女たちのライフスタイルや美容への向き合い方をのぞかせてもらいました。
美ST世代のコスメプロデューサーはなぜキレイ?
フィジカルな美しさだけを求めない!美は「心・肌・言葉」があってつくられる ■お話を伺ったのは…mirari代表 カン・ハンナさん(43歳) 《Profile》 韓国でキャスターやコラムニストとして活動した後、’11年に来日。ヴィーガンコスメブランド mirari代表のほか、タレント、歌人、国際社会文化学者としてマルチに活躍中。NHK Eテレ「NHK短歌」の出演をきっかけに、歌人としての活動を始めました。短歌は自分を表現する文章なので、ときには嫌な自分や辛かったこととも向き合います。複雑な感情を言葉にまとめることは、心のデトックスに繋がります。 lohasbeans coffee 東京都港区南青山 5-8-10 萬楽庵ビルII 1F
毎日自分の言葉と向き合うことで、肌も気持ちもゆらぎにくくなる
日本に拠点を置いたばかりで、ほとんど日本語が話せなかったとき出合った短歌。31文字で表現する、日常を超えた言葉の美しさに魅了され、それ以来言葉と向き合うことを習慣にしています。心が満たされていないと、自分自身の美しさは引き出されないと思うので、どんなに忙しくても夜30分のスキンケアタイムに、自分が発した言葉の意味や、言葉がどんな影響を与えるかなどを、じっくり考え向き合います。呼吸を整え、手で肌の変化を感じ、その日の肌コンディションに相応しいスキンケアをすることで、心も浄化されていくのがわかります。肌と心が連携していれば肌のゆらぎが減り、美しさはより研ぎ澄まされると思います。
左/お客様との繋がりを大切にしているので、ミラリデーを設けコミュニケーションを取るようにしています。右/mirari organicの原料となる、オーガニック栽培の韓方を探しに自ら韓国の地方まで出向き交渉。