「めっちゃおいしい!」子供たち大絶賛 淡水で育てた「勝山やまのサーモン」が学校給食に登場【福井】
福井テレビ
6月から販売が始まった勝山の新たな特産品「勝山やまのサーモン」が19日、市内の学校給食で提供され、児童や生徒が地元の新たな味を楽しみました。 勝山やまのサーモンは、ふくいサーモンの卵を約2年かけて成魚になるまで淡水のみで育てたもので、良質な脂やうまみ、引き締まった食感が特徴です。 勝山市内の小中学校では19日、6月から販売が始まった「勝山やまのサーモン」の塩焼きが給食で提供されました。 成器西小学校では、6年生32人が味わい「めっちゃおいしい。食感もいつもとは違って味も濃くておいしい」「歯ごたえがよく、少し脂が乗っていてすごくおいしかった」などと好評でした。 勝山淡水漁業生産組合の北川雅敏組合長は「丹精込めて育てたサーモンだから、子供たちがおいしいと食べているのを見ると本当にうれしい。育ててきてよかった」と笑顔で話しました。 約500匹が販売された勝山やまのサーモンは、来シーズンは販売数を増やし、加工食品も展開する予定だということです。 ふくいサーモンは2016年から嶺南の漁場で養殖がスタートしました。卵から700グラムほどの幼魚になるまでは淡水で育て、幼魚から成魚まではより活動量を確保し大きく育つ海で養殖していました。 これまで、大野や勝山では、ふくいサーモンの卵から幼魚になるまで育てていましたが、勝山では2024年に幼魚から成魚までの生育に成功したことから、ともに川の清流のみで育てたニジマスとして地域の特産化を目指しています。
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