プロ野球ドラフト 関大の金丸、中日から1位指名 4球団競合、大学ナンバーワン左腕
プロ野球の新人選手選択会議（ドラフト会議）が２４日、東京都内のホテルで開かれ、関大の金丸夢斗投手（神港橘高出身）は中日、ＤｅＮＡ、阪神、巨人の４球団から１位指名を受け、くじ引きで中日が交渉権を引き当てた。 【別カット】中日から1位指名された関大の金丸 最速１５４キロの直球と変化球の制球力に優れる大学ナンバーワン左腕。神戸市北区出身で、広陵小、広陵中を経て進んだ神港橘高では、新型コロナウイルス禍に見舞われ、３年時は甲子園大会が中止になった。代替大会ではエースとしてチームをけん引し、打ち切りの５回戦（８強）まで勝ち上がった。甲子園大会の出場経験はない。 大学では１年秋からベンチ入り。関西学生リーグでは２年春～３年秋に１８連勝を記録。同年秋から４年秋の終了まで７２イニング連続で自責点ゼロだった。 今年３月にはプロ選手に混ざって日本代表の侍ジャパンに初選出。欧州代表戦に先発して２回を無安打４奪三振に抑え、一人も走者を出さなかった。（初鹿野俊）
