プレミアリーグ、来季から半自動オフサイド・テクノロジー導入決定…チェックの平均時間が30秒短縮へ
すでにCLやW杯で採用
プレミアリーグが2024-25シーズンから半自動オフサイド・テクノロジーを初めて導入することが決まった。 プレミアリーグでは現在、VARの審判がホークアイを使用してオフサイドをチェックしているが、このシステムはエラーや判定に時間がかかるという批判にさらされている。そのため、プレミアリーグの各クラブは、来シーズンから半自動オフサイド・テクノロジーを導入することに全会一致で合意。このシステムはすでにチャンピオンズリーグとセリエAで採用されており、直近の男女ワールドカップでも導入されていた。さらに、今夏のEURO2024でも使用される予定。今回の導入によりVARによるオフサイドチェックの平均時間が30秒短縮される見込みだ。 プレミアリーグの声明では「このテクノロジーは、光学的な選手トラッキングに基づき、仮想オフサイドラインをより迅速かつ一貫して配置し、高品質の放送用グラフィックを作成することで、サポーターのスタジアム内や放送での体験をより充実したものにする」と述べている。 プレミアリーグは、契約はまだ結ばれておらず、提携するテクノロジー・パートナーを明らかにしていないが、秋のインターナショナル・ブレークの後、早ければ9月、遅くとも11月にこのテクノロジーを導入するつもりだという。