『ドラゴンボール Sparking! ZERO』公式大会予選で「逃げ」に徹した選手が優勝......システムの穴を突いた戦法が物議をかもす
そして、HILLIASTEUR選手は負けることになるだろうと思いつつも、両選手が失格になることを避けるためにチームを変更することに。一方のShiryu_chh選手は「ドクター・ゲロ」や「人造人間19号」をチームに入れたまま2試合目に臨み、状況に応じて同様の戦法を使いながらタイムアップでの判定勝ちを果たしました。
両選手とも失格に?
なお、Shiryu_chh選手は自身のXにてその後の顛末を報告しています。それによると、グランドファイナル行きの切符を手にしたかに思えたShiryu_chh選手でしたが、イベントの正常な進行を妨げたとしてHILLIASTEUR選手と共に失格が言い渡されたとのこと。
また同じく真偽は不明ですが、準決勝で敗北した2人の選手による3位決定戦が行われ、勝者がグランドファイナルに招待されるとしています。
ロサンゼルスでの世界大会決勝の行方は
発売前のインタビューでは、eスポーツタイトルと比較して、「全員が公平な条件を持った闘いをすることより、ドラゴンボールらしいアクションを楽しめる」作品として開発されていることが明かされている本作。その結果、自由度の高い戦いが楽しめる一方で、ルールの穴を突いたような戦いが可能なキャラクターが多数発見される状況にもなってしまっています。
姑息な手段を使ってでも貪欲に勝ちを狙うべき、あるいは大会だからこそ正々堂々と戦うべき、どちらの意見にも頷ける部分がある今回の事件。12月にはバトルシステムの調整を控えており、更にグランドファイナルは使用キャラクターの指定などが予選と異なるルールで実施されるため、今回のような禍根の残らない白熱した決勝戦が繰り広げられることを祈るばかりです。
Game*Spark kamenoko
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