跨線橋の点検業務を巡る入札で談合か、ＪＲ東海とコンサル５社に立ち入り検査開始…公正取引委員会
線路をまたぐ跨線橋（こせんきょう）の点検業務を巡る入札で談合を繰り返したとして、公正取引委員会は２２日午前、ＪＲ東海（名古屋市）と、その子会社のジェイアール東海コンサルタンツ（同）などコンサル５社に独占禁止法違反（不当な取引制限）容疑で立ち入り検査を始めた。公取委がＪＲ東海へ立ち入るのは初めて。談合は、ＪＲ東海管内の点検業務を巡って繰り返されていたとみられる。
ほかに立ち入り検査を受けたのは、トーニチコンサルタント（東京都渋谷区）、日本交通技術（同台東区）、大日コンサルタント（岐阜市）、丸栄調査設計（三重県松阪市）。
