キートン山田「まる子よ、順番が違うであろう。友蔵が先」TARAKOさんお別れ会で弔辞
フジテレビ系アニメ「ちびまる子ちゃん」の主人公まる子(さくらももこ)の初代声優で、3月に63歳で亡くなった声優TARAKOさんのお別れの会「TARAちゃん ありがとうの会~たいせつなきみへ~」が、15日に東京・TFTホール1000で行われた。 【写真】「TARAちゃんありがとうの会」では参列者によって番組の楽曲が歌われた 長年「ちびまる子ちゃん」でナレーションを務めていた、キートン山田が弔辞を読み上げた。 最後にメールのやりとりをしたのは昨年12月だと明かし「何十年もメールを返してきたのに、1番文章が短くて、いつも絵文字いっぱいなのに1つもない。ハートマークも1つもない。異変を感じたのに『何かあったの?』と聞く勇気が無くて。それから2カ月半後、うろたえました」と悲痛な気持ちを語ったが、最後は明るくナレーションの声で「まる子よ、順番が違うであろう。友蔵が先である。後編へ続く。じゃあね」と締めた。 「ちびまる子ちゃん」初代プロデューサーの清水賢治氏も弔辞を読み上げ「愛らしい元気な姿、一挙手一投足のかわいらしい姿を吹き込んでくれました。そちらに行っても、さくら先生と楽しそうに飲んでいる姿が目に浮かびます。本当にありがとうございました」としのんだ。 「それいけ!アンパンマン」ばいきんまんの声優として知られる中尾隆聖(73)は舞台活動でも一緒に仕事をすることが多かったという。「お酒をたくさん飲みながら、お芝居の話をたくさんしましたね。僕もすぐそちらに行くと思います。また、おいしいワインとおいしい食べ物を一緒に食べられることを楽しみにしています。ありがとうございました」と感謝した。