中国全土の旧式団地に約10万基のエレベーターを増設
【CNS】中国最高人民法院民事第一法廷の陳宜芳(Chen Yifang)廷長は記者会見を開き、「10月までに国内の旧式団地にエレベーターを約10万基設置した」と説明した。 陳氏は「わが国では人口構造が大きく変化し、都市部では高齢者や乳幼児、障害者のいる家庭にとってエレベーターの設置が喫緊の課題となっている」と指摘。旧式団地の暮らしやすさ向上のため、エレベーターの増設に取り組んできた。 ただ、団地の上層や下層階、さらに同じフロアでも左右の区画によって、エレベーターの後付けは新たなトラブルの要因にもなりやすい。団地に住む多くの家庭が快適に暮らすため、エレベーターを設置する際はしっかりした法的根拠に基づき、高齢者、乳幼児、障害者に配慮する必要があるとしている。(c)CNS/JCM/AFPBB News ※この記事は、CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。