ヤクルト・高橋奎二、節目の10年目となる来季へ誓い 目標は2桁勝利&規定投球回達成
ヤクルト・高橋奎二投手(27)が21日、神宮外苑のクラブハウスを訪れ、体を動かした。来季が京都・龍谷大平安高から入団して10年目。節目のシーズンに向けて「まだ2桁も勝っていないし、規定にものっていない。一番はそこかなと」と、自身初の2桁勝利と規定投球回の達成を目標に掲げた。 今季は21試合(115回⅔)に登板し、自己最多タイの8勝(9敗)を挙げて、防御率3・58。好不調の波の大きさが課題の一つで、オフは再現性を高めることに注力する。「いい力感で、いいフォームで、いいボールを投げるのが、やっぱり一番、大事。実際、今年の後半はすごくいい感じで投げられていた。フォームをしっかり固められるように、このオフシーズンはやっていきたい」と力を込めた。 チームには年下の投手も増え「結果で引っ張っていけるのが一番いい」と自覚をにじませる。ドラフト会議では、先発として期待される最速160キロ右腕の中村優斗投手(愛知工大)が1位指名される中、高橋は「負けないようにというか…。負けるうんぬんじゃなくて、自分がトップで投げられるようにやっていかないといけないかなと思う」と表情を引き締めた。