新しい感染症の発生に備え 県と医療機関の協定締結 外来対応は目標の半分 今後は増加の見込み
RAB青森放送
新しい感染症の発生に備えて県と協定を結んでいる医療機関が県の予防計画で定めた目標の5割から6割にとどまっています。 県と協定を結んでいる医療機関の数は県医療審議会で報告されました。 報告によりますと県が新しい感染症の流行初期や一定期間が経過したあと感染が疑われる患者の外来診療を受け入れる協定を医療機関と結んでいます。 きのう現在、協定を結んでいる医療機関は流行初期が138と県の予防計画で定めた目標の60%、一定期間が経過したあとは184と47%にとどまっています。 県はコロナ禍の経験を踏まえ目標を高めに設定したとしています。 ただ、ことし6月診療報酬が改定され感染症が疑われる発熱患者などの診療に加算が設けられており協定を結ぶ医療機関が増加すると見込んでいます。