18歳で“豊胸手術”を受けた米人気ドラマ俳優が「後悔している」と告白…きわどい水着で胸にコンプレックスも
アメリカで90年代に人気を博したTVドラマシリーズ『ベイウォッチ』の初期、エメラルド・ベイ・ビーチをパメラ・アンダーソンと一緒に駆けていたのがニコール・エガート。現在52歳の彼女は2シーズンで番組を去ったが、その間の経験は心身ともに彼女に大きな影響を与えた。ほとんどが水着での撮影になると分かって、豊胸手術を受けたのも、その一つ。「18歳の愚かな決断」と、今では後悔していることを『People』に明かしている。 【写真】ニコール・キッドマンや、カイリー・ジェンナーも!「整形」を認めたセレブ35人 ニコールは同番組のオーディションを受けた時点ではライフガードの話だとは理解しておらず、マリブに住む高校生のドラマのスピンオフ作品だと思っていたという。作品を理解した当時の状況について、「えっ、大変。毎日ずっと水着でいるってこと?」と焦りを感じていたと振り返る。 さらに、番組を象徴するあの鮮やかな赤の水着は不快だったという。 「共演した女性たちは皆、超スリムで健康的だったので、私は『どうしよう!』って感じで。それにあのワンピースの水着は、私を引き立ててくれる水着ではなかったから、全然着たくなかった」と彼女。 「とくに水着のトップの部分がちょうどバストの上にフィットしているのが嫌だった。あのワンピース水着を着ると、すごくペチャパイに見える。何、これ?って感じ。でも、どうしようもない。何も詰められないし、何もできないの」
そこで彼女は、撮影が休みの時に豊胸手術を受けることに決めた。「もちろん、今では後悔している。若い子たちがやっているのを見ると、『ボディをそのままにしておきなさい!』と思うわ」 ニコールはそれ以降も、何度も豊胸手術を重ねた。2015年には整形手術の失敗を治療するTVのリアリティ番組『Botched』に出演して、バストをサイズダウンしている。 ニコールと共演者たちが『ベイウォッチ』製作の陰で、どんな試練を経験したのかを詳しく明かすドキュメンタリーシリーズ『Baywatch: The American Dream』がまもなく公開される。 監督はマシュー・フェルカーで、2019年に製作が発表されたが、完成までに何年もかかった。同シリーズの公式インスタグラムでは、その理由を「人生の紆余曲折を追いかけるのは時間がかかる」とキャプションで説明していた。 『People』によると、紆余曲折の一つは、ニコールが2023年12月に篩状がん(稀で進行が遅いタイプ)の乳がんのステージ2と診断されたことだった。左胸に痛みを感じ、しこりがあったことから診察を受けたという。「そこにあると、はっきりと感じた。切除しなきゃと。手術を受ける前に治療すべきか、手術してから治療を受けるかという問題だった」 「とにかくこれを取ってと、パニックになった。じっとしている間もずっと私の体の中にあって、大きくなっていると思うと、取り除きたくなった」と。 ニコールはこれまでを振り返り、「穏やかな航海の人生ではなかった」と、辛い道のりだったことを認める。が、前向きでいようとベストを尽くしている。「私はいつも心を鼓舞してくれる引用句やお決まりの文句を読むのだけれど、それで乗り切っているわ」
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