ミャンマーの子に「島ぞうり」を 沖縄月星が400足寄付 会長「自分も戦後、はだしで学校に」 クーデターから3年
タイに避難しているミャンマーの子どもたちを支援するため、糸満市でミャンマー出身者らの相談支援などをしている「ミャンマー平和創造ネットワーク沖縄エイン」がウチナーンチュ愛用のサンダル「島ぞうり」や古着の寄付を呼びかけている。 【写真】「何年も履けるのが革の良さ」 革職人が語る”ネオ島ぞうり”の魅力 国軍によるクーデターから丸3年となる1日は、「元祖島ぞうり」を販売する沖縄月星(那覇市)が400足寄付した。同社の松本正巳会長(83)は「自分も戦後は貧しくてはだしで小学校に通っていた。現地の子どもたちが喜んでくれれば」と語った。 沖縄エインの浦崎暁代表は先月、ミャンマーと国境を接するタイ側の避難民キャンプを訪問。特に子どもたちがはだしで、破傷風などの衛生面の心配があったという。 寄付は一般社団法人日本ビルマ救援センター(大阪市)と連携して、現地に送る。問い合わせは、浦崎代表、電話090(3790)8557。 (南彰)