能登半島地震派遣の県警機動隊員「言葉にならない声に耳を傾ける警察活動必要」 被災地の現状語る
大分放送
石川県の被災地に派遣され、安否不明者の捜索などを行った大分県警の機動隊が取材に応じ、現地の現状や活動内容を振り返りました。 【写真を見る】能登半島地震派遣の県警機動隊員「言葉にならない声に耳を傾ける警察活動必要」 被災地の現状語る 県警は能登半島地震で被災した石川県に7日、機動隊の隊員26人と大型輸送車などを派遣しました。隊員は石川県珠洲市と能登町で安否不明者の捜索活動を行い、12日に戻ってきました。指揮を執った尾園芳樹小隊長が取材に応じ、被災地の現状を説明しました。 県警察本部機動隊 尾園芳樹小隊長: 「衣食住のところが全て断たれている状況があります。被災された方はすごく精神的にダメージを負っていたり、『帰る家がない』『この先どうなるか分からない』という状況だった。言葉にならない声に耳を傾けるような警察活動が必要なんじゃないかと向こうで強く感じた」 また、尾園小隊長は大分での震災を想定して、「命を救うために1分1秒でも早くかけつける」と初動の重要性を強調しました。
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