西田敏行さん 来年2月18日に「お別れの会」開催 「一般の方の献花台をご用意させて頂きます」
10月に、76歳で亡くなった西田敏行さん。 来年2月に「お別れの会」が開催されることが、所属事務所の公式サイトで公表されました。 【写真を見る】西田敏行さん 来年2月18日に「お別れの会」開催 「一般の方の献花台をご用意させて頂きます」 所属事務所の公式サイトでは「2024年10月17日に永眠いたしました 西田敏行のお別れの会を下記の通り 執り行なうことと致しました。」と、2025年2月18日(火) 午後1時~3時に、東京都内の増上寺で、行うことを公表。 続けて「一般の方の献花台をご用意させて頂きます。生前より応援して頂きまして、 大変ありがとうございました。故人に代わりまして御礼申し上げます。」と、綴っています。 西田敏行さんは、1970年(昭和45年)に劇団青年座に入団以来、昭和・平成・令和に亘って、映画・ドラマ・舞台で数多くの演技を務め、"日本を代表する個性派俳優"という評価を掴んでいます。 テレビドラマでは「西遊記」(1978年・昭和53年)で猪八戒を演じて強烈な印象を残し「池中玄太80キロ」(1980・82・89・92年)でお茶の間の注目を一身に集めました。その後も「おんな太閤記」(1981年・昭和56年)で豊臣秀吉役・「翔ぶが如く」で西郷隆盛役(1990年・平成2年)「鎌倉殿の13人」(2022年・令和4年)など、多くの大河ドラマで重要な役どころを務めており、近年では映画で長く愛された「釣りバカ日誌」のテレビドラマ版(2015年・平成27年)で「スーさん」役を演じました。また「タイガー&ドラゴン」(2005年・平成17年)「俺の家の話」(2021年・令和3年)「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート」(2024年・令和6年)など、近年まで精力的に俳優として活躍していました。 舞台では、ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」の主役テヴィエを1994年(平成6年)より故・森繁久彌氏より引き継いで、200回以上の上演を記録しました。 そして映画では「植村直己物語」(1986年・昭和61年)で日本アカデミー賞主演男優賞を受賞。「敦煌」(1988年・昭和63年)などで活躍し、映画「釣りバカ日誌」シリーズ(1988年・昭和63年に第1作)では、まだ猛烈な勤労が一般的だった時代に、何よりも釣りを愛するサラリーマン "ハマちゃん" をコミカルに人情深く演じて人気を決定づけました。「釣りバカ日誌」での活躍と並行して「ゲロッパ!」(2003年・平成15年)「ザ・マジックアワー」(2008年・平成20年)「アウトレイジ ビヨンド/最終章」(2012年/2017年)「遺体~明日への十日間~」「終戦のエンペラー」(2013年・平成25年)「いのちの停車場」(2021年・令和3年)など、長きに亘って、重厚な役から軽妙な役まで幅広い活躍を果たし、数多くのファンや共演者・制作スタッフに愛されていました。