連続テレビ小説『ブギウギ』第102回より

　趣里が主演を務める連続テレビ小説『ブギウギ』（NHK総合／毎週月曜～土曜8時ほか）の第22週「あ～しんど♪」（第102回）が26日に放送され、家政婦の大野晶子（木野花）の壮絶な半生が明らかになると、ネット上には「胸が痛いわ…」「大野さんで泣かされる朝」といった声が集まった。 【写真】明日の『ブギウギ』場面カット　入院中のタナケン（生瀬勝久）を見舞うスズ子（趣里） 　大野が家政婦としてスズ子（趣里）の家に来て半年、愛子（小野美音）もすっかり大野に懐いて、穏やかな日々を過ごしていた。そんな中、スズ子はコロンコロンレコードでの打ち合わせの帰りに、大野を紹介してくれたお礼をしに茨田りつ子（菊地凛子）のもとを訪ねる。 　りつ子は、実家の呉服屋で大野が女中をしていたことを明かし、幼い頃によく叱られていたことを告白。さらにりつ子は、大野が夫と死別して、息子の暮らす東京へ出てきたものの、その息子が戦死。さらに残された義娘と孫を空襲で失っていることも告げる。 　戦後、天涯孤独の身となった大野と再会したりつ子は、彼女の印象について「昔の面影はなかった。打ちひしがれてしまって…」と話す。そして、大野に昔のように元気になってほしいという思いからスズ子を紹介したことや、そんな過去を持つ大野だからこそ、スズ子と愛子の力にもなれるはずだと語る。りつ子の話に感銘を受けたスズ子は目を潤ませながら「ほんま、おおきに…」と頭を下げるのだった。 　大野の壮絶な半生が明らかになると、ネット上には「そんな辛い過去が…」「胸が痛いわ…」などのコメントや「大野さんの空襲の話を聞いて涙」「急に大野さんで泣かされる朝」「朝から号泣させるなよー」といった反響が相次いでいた。