【週末J2まとめ】水戸を破って連敗を阻止した清水が首位を堅持。岡山が仙台との上位対決を制して4位に浮上 | Jリーグ
【国内サッカー ニュース】明治安田J2リーグは5月25日と26日に第17節が開催。首位の清水エスパルスが連敗を阻止した中、V・ファーレン長崎、横浜FC、ファジアーノ岡山が連勝で首位を追っている。
今節はプレーオフ圏内で順位の入れ替えがあった中、清水がしっかりと首位を堅持する週末となった。 前節、連勝が「4」で止まった首位の清水は、ホームで水戸ホーリーホックと対戦した。スコアレスで時間が進む中、先に試合を動かしたのは清水。24分、ペナルティエリア手前の位置でFKを獲得すると、矢島慎也が右足で直接狙った。カーブのかかった見事なシュートはクロスバーに嫌われたが、跳ね返りがGKに当たってゴールイン。均衡を破ることに成功した。 その後、すぐに1点を返されたが、ここで突き放せるのが清水の強さ。53分、北川航也のポストプレーから原輝綺にボールが渡ると右足でアーリークロスを入れる。これに飛び込んだ白崎凌兵がヘディングシュートを叩き込み、しっかりと勝ち越して見せた。このリードを守り切って勝利。勝負強さを示した清水が首位を堅持した。 首位を追走する長崎は、リーグ屈指の得点力を誇るジェフユナイテッド千葉と対戦。試合は千葉がボールを保持する展開が続いたが、前半のアディショナルタイムに長崎が先に試合を動かす。ペナルティエリア付近でエジガル・ジュニオがシュートを狙うと、ポストを叩きながらゴールネットを揺らし、大きな先制点を奪った。 後半は千葉が積極的に攻撃を狙い、長崎は奪ってからのカウンターでチャンスを構築していく。なかなか追加点は奪えなかったが、長崎は最後まで粘り強い守備を遂行。そのまま試合を終え、連勝で首位との差を維持している。 また横浜FCはヴァンフォーレ甲府に立ち上がりに先制を許す苦しい展開を強いられたが、カプリーニのゴールですぐに追いつくと、後半に中野嘉大のゴールで逆転勝ちで3位をキープ。岡山はベガルタ仙台との上位対決に臨んだ中、先制点を許すも4得点のゴールラッシュで逆転勝ちを収めて4位に浮上している。 そのほか、小林伸二新監督のもとで初白星を目指す栃木SCは愛媛FCとスコアレスドローで初勝利はお預けに。5試合勝利がなかったモンテディオ山形は、後半アディショナルタイムに高橋潤哉がPKを沈め、土壇場で久しぶりの勝ち点3を手にしている。 ■J2リーグ第17節 結果 愛媛 0-0 栃木 藤枝 1-1 鹿児島 長崎 1-0 千葉 甲府 1-2 横浜FC 仙台 1-4 岡山 秋田 1-1 群馬 いわき 1-1 徳島 清水 2-1 水戸 熊本 0-1 山形 大分 0-0 山口