【阪神】岩崎優「こっちも失策で点入った。同じ展開にしたくなかった」味方のミスカバーする力投
阪神岩崎優投手(33)が節目の登板を無失点で踏ん張った。 同点の9回に登板。先頭の京田に左前打を許し、味方の失策などで1死一、二塁のピンチ。それでも1番梶原を遊ゴロで仕留めると、2番度会を中飛で料理。要所で踏ん張り、勝ち越しのホームを踏ませなかった。 「こっちもエラーで点入ったので。同じ展開にしたくなかった」 岩崎にとって、これがプロ11年目で通算477試合目の登板。中西清起氏(62=日刊スポーツ評論家)に並び、球団9位の登板数となった。緊迫する終盤での登板を任されながら、今季もすでに桐敷に次ぐチーム2位の34登板。年長者として、中心に座りブルペンを支えている。 6月9日西武戦(甲子園)から、これで8試合連続の無失点。安定感のある投球を続けている。球宴ファン投票ではセ・リーグ中継ぎ部門で1位を獲得し、4年連続4度目の選出を果たした左腕。さすがの投球で、バトンをつないだ。