ＯＨＫのカメラが収めた岡山・香川の懐かしの映像で、ふるさとの歴史を振り返ります。今回は１９８３年（昭和５８年）１１月３０日に三豊市で撮影された映像です。 現在の三豊市仁尾町で開かれていた博覧会「仁尾太陽博」がこの日閉幕しました。オイルショックをきっかけに、石油に代わるエネルギーを開発しようと、国が約１００億円を投じて太陽熱発電のプラントを建設。これを記念して、博覧会が１９８１年３月２１日から９８５日間開かれました。 このプラントでは１９８１年８月６日世界で初めて１０００キロワットの発電に成功しましたが、その後、コスト面で太陽熱発電の実用化は困難と判断され、２年半にわたる実証実験終了後に解体されました。 博覧会の跡地には遊園地の「仁尾サンシャインランド」がオープンしましたが、１９９５年１０月に閉園となっています。