「マイナ保険証」で受付できない…医療費が「10割負担」に? 厚労省が対処法を紹介
健康保険証の新規発行が12月2日に停止され、マイナンバーカードと健康保険証を一本化した「マイナ保険証」への移行が本格化します。そんな中、医療機関に行ったときに、顔認証付きカードリーダーの不具合などが原因でマイナ保険証で受付できなかったときの対処法について、厚生労働省がXの公式アカウントや公式サイトで紹介しています。 【画像】「マイナ保険証」で受付できない…これが厚労省が紹介する“対処法”です
厚労省は、受付時に使用する顔認証付きカードリーダーの不具合などでマイナ保険証による資格確認が行えなかった場合も、医療費が10割負担になることはないと説明。 受付がうまくいかなかった場合は、次のいずれかの方法で資格確認を行うということです。 (1)マイナポータルの画面とマイナ保険証を提示 (2)資格情報のお知らせ(保険資格の情報を記載した書類)とマイナ保険証を提示 マイナポータルの画面と「資格情報のお知らせ」のいずれも提示できない場合、初診の場合は被保険者資格申立書とマイナ保険証で確認を行うといいます。また、再診の場合は施設側が資格確認に必要な情報を把握していれば、職員が口頭で確認するということです。 厚労省は「マイナ保険証での受付ができなくて、医療費が10割負担になることはありません。安心してマイナ保険証をご利用ください」とXでコメントしています。
オトナンサー編集部