上白石萌歌 同志・赤楚衛二と“俳優人生一番大変だった”ドラマ以来の再共演!「穏やかな顔つきになったね、と言い合いました(笑)」
上白石萌歌 もともと大好きだった沖縄を堪能し「より沖縄愛が強まりました」
──撮影以外で、沖縄は堪能できましたか? これまでにも何度か沖縄に滞在したことがあり、そのときに見つけたお気に入りのステーキ屋さんがあるんです。そこに空き時間に行きましたし、ほかにも沖縄そばや、たくさん美味しいものをいただきました。 あとは、カチャーシーを踊るシーンがあるのですが、エキストラの皆さんは現地の方だったので、その場で教えていただいて。私、三線が少し弾けるのですが、エキストラの方から三線をお借りして弾かせていただいたりもして、楽しかったですね。 もともと沖縄愛を持っていましたが、この作品に携わったことでより沖縄愛が強まりました。 ──沖縄で撮影した、お気に入りのシーンはありますか? 海の上につくられた約5kmの「海中道路」という有名な道路があるのですが、そこを湊と自転車をこぐシーンや琉晴とバイクに乗るシーンですね。その海を前にするだけで泣けてくるような、何かこみあげてくるような気持ちがあって、すごく印象に残っています。 ──作品全体を通して、湊や琉晴とのキュンとするシーンも多くありますが、上白石さん自身がキュンとしたシーンはありますか? 湊と一緒にCDショップで試し聴きするシーンです。ヘッドホンの片方ずつを2人それぞれ耳に当てて曲を聴くっていうシチュエーションは、やっぱり憧れますよね(笑)。 今は、配信で曲が聴けてしまうので、CDショップに行って試し聴きをするってことも少ないと思うんです。だからこそ、当時の、その場に行かないと聴けない特別感も感じましたし、憧れを体験できてうれしかったです。 ──劇中、湊と美海は音楽で関係を深め、常に音楽がそばにあります。2人にとっての音楽のように、上白石さんのずっとそばにあるものは何ですか? 私も音楽かもしれません。高校時代にCDの貸し借りをして深まった絆もありますし、今でも現場に向かう途中や帰り道に音楽を聴いて力を得ていることもあるので。 たぶん、音楽のありがたみを感じなかった日は1日もなくて。たくさん勇気をもらっていますし、大切な存在です。