女子日本代表の髙田真希がデンソーと契約「簡単な決断ではなかった」一時FAリスト入りも残留
9月1日、女子日本バスケットボールリーグ(Wリーグ)のデンソーアイリスは、バスケットボール女子日本代表の髙田真希と2024-25シーズンも選手契約を締結したことを発表した。 愛知県出身で現在35歳の髙田は、身長185センチのセンター。名門の桜花学園高校からデンソーへ入団すると、長らくリーグトップのスター選手として活躍。昨シーズンはリーグ戦26試合に出場し、14.4得点6.5リバウンド2.8アシスト、リーグトップの3ポイント成功率48.5パーセントをマークし、WリーグレギュラーシーズンMVPを受賞。チームとしても悲願の皇后杯初優勝を果たした。 シーズン終了後には、Wリーグの自由契約選手リストへ公示されたが、自身のYoutubeチャンネルを通じて「パリオリンピックは自分の中の目標の1つなので、そこに全力で気持ちを持っていきたい。合宿もハードになっていくなかで、次のシーズンも『やります!』というよりも、まずはオリンピックを全力で戦い抜きたい。そのあとに自分の気持ちがどうなるか、そこに向き合いたいです」と、その理由を説明。自身3度目の五輪を終え、9月1日付でデンソーとの契約を継続することが発表された。 今回の発表に際して、髙田は「今シーズンもデンソーでプレーをさせていただく事を決断しました。簡単な決断ではなかったですが、1年1年が勝負だと思って今シーズンに全力を注ぎたいと思いますので是非会場で応援よろしくお願いします。また、株式会社デンソーにはギリギリまで決断を待っていただいた事に感謝しています。結果で恩返しできるよう頑張ります」と、クラブを通じて新シーズンへ向けた意気込みを語った。 202-25シーズンのWリーグは、10月11日にENEOSサンフラワーズvsトヨタ自動車アンテロープスの一戦で開幕。髙田が所属するデンソーは、翌12日に刈谷市体育館で行われるシャンソン化粧品シャンソンVマジック戦が今シーズン最初のリーグ戦となる。
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