宝塚歌劇団、宝塚大劇場での宙組全公演を中止に 『タカラヅカスペシャル2023』も中止へ
宝塚歌劇団は20日、宝塚大劇場での公演について、11月5日まで予定されていた宙組の全公演を中止し、雪組の公演については11月23日まで中止にすると発表しました。 【画像】宝塚・月組公演 18日から公演再開 複数出演者の体調不良のため上演中止していた 公式ページで、宝塚歌劇団は「宝塚大劇場公演につきましては、10月22日(日)までの公演を中止し、外部の弁護士の方々による調査チームにおいて関係者へのヒアリング等を行っておりますが、調査にはまだ相応の時間を要する状況です」とし、「宝塚歌劇団といたしましては、調査チームからの報告を踏まえて、生徒が安心して宝塚大劇場の舞台に立ち、お客様にご観劇いただける環境が整うまでは、公演の再開は難しい状況と考えております。そのため、宙組宝塚大劇場公演につきましては、残りの全日程を中止とさせていただきます」と発表しました。 さらに、「雪組宝塚大劇場公演につきましては、生徒の心身のコンディションを最優先に対応させていただいており、11月23日(木・祝)までの公演を中止とさせていただきます。公演中止期間が長期間となり、ご心配、ご迷惑をおかけいたしますこと、改めてお詫び申し上げます。なお、11月24日(金)以降の公演実施につきましては、11月17日(金)中にご案内させていただきます」と報告しました。 また、12月21日と22日に、2019年以来4年ぶりの開催が発表されていた『タカラヅカスペシャル2023』については、「宝塚大劇場での公演を安全に再開する体制を整え、各組で予定されている公演を着実に実施していくことに注力するため、今回の開催を見送ることといたしました。2019年以来4年ぶりの開催を心待ちにされていたお客様には大変申し訳なく、心よりお詫び申し上げますとともにご理解賜りますようお願い申し上げます」と発表しました。