バイデン大統領次男の侮辱罪決議 米下院、突如訪問に騒然
【ワシントン共同】米共和党が多数派を握る下院の司法委員会は10日、民主党のバイデン大統領の弾劾訴追に向けた調査の一環として求める非公開での証言に応じない次男ハンター氏を、議会侮辱罪に問うよう司法省に勧告する決議案を可決した。下院本会議の審議に移り、同罪に当たると決議すれば、司法省が訴追するかどうかを決める。 ハンター氏は、同様の決議案を審議していた下院の監視・説明責任委員会の部屋を突如訪問し、周囲は一時騒然となった。ハンター氏は公開の場なら証言に応じるとの立場。司法省による判断も見据え、委員会に姿を見せることで証言を拒否したとの共和党側の主張を覆す意図があったとみられる。