奥出雲町と「ぐるなび」がコラボ「ご縁」を結ぶ新スイーツ誕生「神話の町の新名物に」(島根)
山陰中央テレビ
町の新たな名物を目指します。 島根県奥出雲町と大手グルメサイトが連携してスイーツを開発、観光客との「ご縁」を結ぶ仕掛けがいっぱいの新商品です。 奥出雲町・糸原町長: 「私にもやさしい(味)おしゃれだけども…」 5月14日、お披露目された奥出雲町の「新名物」。 町が誇るブランド米「仁多米」の米粉を使ったクッキーです。 仁多米の持つ甘さを北海道産のバターで引き立て、風味豊かな味わいにしました。 商品開発の仕掛け人になったのは大手グルメサイト・「ぐるなび」の社員、山脇総一郎さん。 2年前、「地域活性化企業人」として奥出雲町に派遣され、新商品の開発などに取り組んできました。 奥出雲町地域活性化企業人 ぐるなび・山脇総一郎さん: 「神話のまちとしている町は他にあまり無いと思うので神話があることを気づいてもらうきっかけになれば良いと思って」 ターゲットは女性、缶のデザインを地元横田高校の美術部員に依頼。 スサノオノミコトが奥出雲町ゆかりの稲田姫にプロポーズする出雲神話の一場面をモチーフにしました。 元横田高校美術部員・京都芸術大学1年 山田奈那子さん: 「プロポーズって人生で幸せな一瞬だと思うので、クッキー缶を手に取って下さった皆さんにも幸せな空間を共有したいと思ってこのデザインにした」 クッキーは町内の観光施設などで12個入り1495円で販売、1500円を支払うとおつりとして水引付きの5円玉、購入したあと、「ご縁」をもって、稲田姫ゆかりの神社にも足を運んでほしいと願いを込めました。 奥出雲町・糸原町長: 「今まで奥出雲に来られた方もまた新しい物があるということで、これを手にしたいという思いで来ていただく方もあるのではないかと思う」 町は、町を訪れた人と新たなご縁をつないでほしいと期待しています。
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