照ノ富士が休場「左肋軟骨損傷」「右変形性膝関節症」のため3週間の安静加療の見込み…診断書を提出
◆大相撲 ▽夏場所2日目(13日、東京・両国国技館) 横綱・照ノ富士(伊勢ケ浜)が夏場所2日目の13日、日本相撲協会に「左肋(ろく)軟骨損傷、右変形性膝関節症のため3週間の安静加療を要する見込み」との診断書を提出して休場した。2場所連続21度目で、横綱在位17場所では10度目となった。 照ノ富士は初日に新小結・大の里(二所ノ関)に敗れていた。3月の春場所を腰の負傷で7日目から途中休場。今月2日の横綱審議委員会による稽古総見では、左脇腹を痛めて相撲を取る稽古を急きょ、回避した。都内の部屋での稽古が公開となった9日には「軽い肉離れじゃないかな」と説明。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は場所前に「ぶっつけ本番しかないですから。トレーニングはしてきていても、稽古はできていないですから」と懸念していた。
報知新聞社