後輩社員の「ありがとうございます」がなんかむかつく!お礼や感謝の言葉なのに、なぜ不愉快な気持ちになるのか?
自分が主人公の物語に強引に入れられた感
なんで後輩から感謝されているのか意味がわからない――。職場の後輩からの「ありがとうございます」にモヤモヤしているという投稿が、読売新聞の掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。お礼や感謝の気持ちを伝える「ありがとう」は好意的な言葉なのに、なぜ、不愉快な気持ちになるのでしょうか。 投稿者の「ゆか」さんは、土曜日出勤・早番・遅番の勤務がある職場で働くパート女性。勤務先に、とても丁寧に感謝をしてくれる後輩がいるといいます。土曜日に働いた次の出勤時には、「土曜日出勤してくださって、ありがとうございます」と声をかけられ、早番で働いていれば、「朝早くから来てもらってありがとうございます」と言われるのだとか。 交替勤務は全員が平等に割り当てられており、シフトを代わってあげたわけでもありません。「ただ出勤日に仕事をしただけで、この後輩のために働いているわけではない」と不愉快そうなトピ主さん。発言小町に「こんなことでモヤモヤする私がおかしいのでしょうか」と問いかけました。 「なんか分かります」と、トピ主さんに同意する気持ちをいの一番に伝えた「黒板」さんは、独特な例え話でモヤモヤの正体を探ります。 「なんというか、結婚式で新郎の母に新婦が『〇〇さんを産んでくださってありがとうございます』って言うような、『いや、別にあなたのために産んだんじゃないんですけど?』という感じですかね。自分が主人公の物語に強引に入れられた感」 同じく、「ちょっとわかる」と共感を伝えたのは「怪獣たちのいるところ」さん。「『経営者かよー!』と思いますよね。いい子ぶりすぎてるのか、天然なのか。自分がその分の負担が減るからと本当に感謝しているのか、お礼を言う良い子の私アピールか、どっちだ」と、トピ主さんの後輩の言動を勘ぐります。 「わかる!」と激しく同意した「がーこ」さんは「うちの職場にもいますよ。過剰に丁寧な人」と黙っていられません。「この間、私がちょっとミスをしたら、『私のフォローがないばかりにすみません』と謝ってくる。まったく関係ないんですよ、『嫌みか』とカチンときましたね」