【極真会館】全世界選手権で日本危うし、日本代表は10名が最終日へ、強豪国ロシアは16名が勝ち上がる。女子は日本代表わずか2名の大苦戦
極真会館「第13回オープントーナメント全世界空手道選手権大会」 2023年11月18日(土)東京体育館 【写真】日本女子のエース・鵜澤菜南の華麗なる蹴り技 2023年11月17日(金)~19日(日)の3日間にわたって東京体育館にて国際空手道連盟 極真会館主催『第13回オープントーナメント全世界空手道選手権大会』が開催される。 18日(土)には男女ともに2回戦と3回戦が行われ、男子は32名、女子は8名が最終日へ駒を進めた。 優勝候補たちは順調に勝ち上がり、日本のツートップである西村界人、荒田昇毅は最終日へ。3回戦でオレイニコフ・イヴァン(I.K.O.ロシア)と対戦した荒田はひたすら内股蹴りを放つも決着がつかず、体重判定で辛くも勝利。 4回戦を終えて日本代表は10名が生き残り。しかし、Bブロックは山上大輝のみとなり、日本の王座死守にやや暗雲が立ち込めた。それに対して強豪国であるI.K.O.RUSSIAは16名が最終日へ進出。Aブロックに4名、Bブロックに5名、Cブロックに4名、Dブロックは3名とトーナメントがロシア勢に埋め尽くされるかのようとなった。 女子はさらに深刻だ。10名出場した日本代表選手が次々と敗退。最終日に駒を進めたのは2022年第54回全日本王者で、筑波大学医学部2年生の“文武両道のエース”鵜澤菜南(千葉下総支部)と、前回第12回大会準優勝の佐藤七海の2人となった。 最終日は午前9時30分から当日券販売開始、10時開場、10時30分開会式となり、4回戦から決勝戦までが行われる。 【男子4回戦進出 Aブロック/Men’s Block A】 【Aブロック/Block A】 No.1 西村界人 NISHIMURA KAITO(I.K.O.JAPAN) No.6 イウラソフ・エフゲニー IURASOV EVGENII(I.K.O.RUSSIA) No.11 佐藤拓海 SATO TAKUMI(I.K.O.JAPAN) No.17 長澤大和 NAGASAWA YAMATO(I.K.O.JAPAN) No.27 ティコノフ・エフゲニー TIKHONOV EVGENY(I.K.O.RUSSIA) No.32 シュシェルビナ・マキシム SHCHERBINA MAKSIM(I.K.O.RUSSIA) No.35 谷川蒼哉 TANIGAWA SOYA(I.K.O.JAPAN) No.42 エキモフ・マキシム EKIMOV MAKSIM(I.K.O.RUSSIA) 【男子4回戦進出 Bブロック/Men’s Block B】 No.43 ザガイノフ・イゴール IGOR ZAGAINOV(I.K.O.RUSSIA) No.52 山上大輝 YAMAGAMI DAIKI(I.K.O.JAPAN) No.53 シピエン・パトリック SYPIEN PATRYK(I.K.O.POLAND) No.59 ソロべフ・エゴール SOLOVEV EGOR(I.K.O.RUSSIA) No.68 シャブロフ・ニキータ SHABUROV NIKITA(I.K.O.RUSSIA) No.73 カパナーゼ・ゴデルジ KAPANADZE GODERZI(I.K.O.RUSSIA) No.78 ナカノ・ソウタ NAKANO SOTA(I.K.O.USA) No.83 ルジン・アンドレイ LUZIN ANDREI(I.K.O.RUSSIA) 【男子4回戦進出 Cブロック/Men’s Block C】 No.84 コバレンコ・コンスタンティン KOVALENKO KONSTANTIN(I.K.O.RUSSIA) No.89 コストフ・ボゴミル KOSTOV BOGOMIL(I.K.O.BULGARIA) No.94 ゴリウシキン・ダニル GORIUSHKIN DANIL (I.K.O.RUSSIA) No.100 オグリー・ディミティリ OGLY DMITRII(I.K.O.RUSSIA) No.105 トゥセウ・アントニオ TUSSEAU ANTONIO(I.K.O.FRANCE) No.115 西村大河 NISHIMURA TAIGA(I.K.O.JAPAN) No.118 ポリアコフ・イリヤ POLIAKOV ILIA(I.K.O.RUSSIA) No.125 大秦稜司 OHATA RYOJI(I.K.O.JAPAN) 【男子4回戦進出 Dブロック/Men’s Block D】 No.126 荒田昇毅 ARATA SHOKI(I.K.O.JAPAN) No.134 マモウディ・アスルホマン MAHMOUDI ASL HOMAN(I.K.O.IRAN) No.140 モレイラ・アラン MOREIRA ALAN(I.K.O.BRAZIL) No.146 フェドシーブ・アレクセイ FEDOSEEV ALEKSEI(I.K.O.RUSSIA) No.147 山川竜馬 YAMAGAWA TATSUMA(I.K.O.JAPAN) No.156 グィンスキク・ブラディスラフ GLINSKIKH VLADISLAV(I.K.O.RUSSIA) No.157 岡部慎太郎 OKABE SHINTARO(I.K.O.JAPAN) No.166 イエロメンコ・アレクサンダー EREMENKO ALEKSANDR(I.K.O.RUSSIA) 【女子準々決勝戦進出】 No.201 鵜沢菜南 UZAWA NANA(I.K.O.JAPAN) No.213 エルハイモワ・シャイネス EL HAIMOUR SHAINEZ(I.K.O.FRANCE) No.218 メルニコワ・エリザベータ MELNIKOVA ELIZAVETA(I.K.O.RUSSIA) No.225 コズロワ・エカテリーナ KOZLOVA EKATERINA(I.K.O.RUSSIA) No.226 ザベリナ・エリザベータ ZABELINA ERIZAVETA(I.K.O.RUSSIA) No.232 カザリアン・アレクサンドラ KAZARIAN ALEKSANDRA(I.K.O.RUSSIA) No.244 ザソリナ・クセニア ZASORINA KSENIIA(I.K.O.RUSSIA) No.250 佐藤七海 SATO NANAMI(I.K.O.JAPAN)
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