飲酒運転の1等陸尉、停職1年の懲戒処分 無断欠勤も 陸上自衛隊 目達原駐屯地
上峰町で昨年10月、乗用車が電柱などに衝突して運転していた陸上自衛隊目達原駐屯地(吉野ヶ里町)の40代の1等陸尉が道交法違反(酒酔い運転)で摘発された事故で、同駐屯地は27日、1等陸尉を停職1年の懲戒処分にしたと発表した。 1等陸尉は昨年10月7日に同町の町道で酒に酔った状態で乗用車を運転したとして鳥栖署に同18日に逮捕された。鳥栖簡裁は昨年11月に罰金80万円の略式命令を出した。 同駐屯地によると、1等陸尉は昨年8月17、18の両日、無断欠勤もしていた。懲戒処分に関して駐屯地は「本人からの聞き取り調査などと明らかになった事実を照らし合わせ、時間を要した」としている。 九州補給処長の佐藤洋陸将補は「誠に遺憾。隊員に対する服務指導を適切に実施し、再発防止に万全を期す」などのコメントを出した。