「あ! 以前の水色の着物だ! いや、柄が違う!」佳子さまのギリシャ訪問に同行した記者の“こぼれ話” 「飛行機にてピンクの装いで会釈」も
━━5つ目のポイント「同乗機で驚きの会釈」とは? 「佳子さまが海外に訪問される際は民間の飛行機に搭乗される。佳子さまの一行は飛行機の前の方に乗られ、私たちプレスはエコノミークラスということもあって後ろの方に座るのだが、ヒースローからアテネに向かう飛行機においてギリギリまでトイレに行っていた私が飛行機に乗り込んだ際、佳子さまのご一行の席が見え、通路側に女性護衛官が見えた。『ひょっとして』と思ってた私が窓側を見るとピンクの服を着た佳子さまが座ってらっしゃって、目が合った。すると佳子さまの方から会釈してくださったのだ。旅のスタートがそういう形だったため、いい旅になりそうな気がした」 ━━最後のポイント「佳子さまとの旅は続く」とは? 「私の性格に起因するのだろうが、今回、ギリシャで佳子さまを近くで見ていると、国際親善で海外訪問されたり、国内を飛び回られるお姿をいつまで見られるのかとしんみりしてしまった。現在、女性皇族は今の皇室典範の規定で結婚したら民間人になるのだが、民間人になられるともう我々は取材できなくなってしまう。今回、取材を通して痛感したのは佳子さまの発信力だ。衣装やスピーチ、振る舞いは華やかで地元メディアは『東洋のダイアナ』などと報じていた。もちろん、天皇皇后両陛下の長女でいらっしゃる愛子様も公務の方で活躍されているが、仮に佳子さまが皇室を離れてしまうとなると大きな発信力が失われてしまうのでは、などと考えてしまった」 ━━とはいえ、ご本人が希望すれば皇室に残るということもあり得るのか? 「まさに今国会で女性皇族が結婚した後も皇族として残ることができるようにするのか、という話し合いが進められている。とはいえ、当然佳子さまご本人の意志が尊重されるべきであり、私も含めて佳子さまの発信力に期待する人の『皇族のまま残って』という無言の圧力のようなものがかかると、それは佳子さまにとって必ずしも幸せではない。自戒を込めてではあるが、私たちメディアも冷静に静かに伝えていかなくてはいけない」 (ABEMA/倍速ニュース)