「隙があった」“主将”伊東純也が前半大苦戦したタイ戦後に指摘した課題。後半に劇的変化の理由は堂安と中村の投入よりも...
「前半も後半も入りがよくなかった」
日本代表は1月1日に国立競技場で開催された「TOYO TIRES CUP2024」でタイ代表と対戦。引いて守る相手に前半は苦戦し、スコアレスで折り返す展開となった。 【動画】伊東純也がタイ戦でキレキレのドリブル突破 だが、後半頭から2列目に投入された堂安律と中村敬斗が流れを変え、50分に田中碧がネットを揺らすと、ここからゴールラッシュ。結果的には、5-0で大勝を飾った。 代表キャップが少ない選手がスタメンに名を連ねるなか、主軸組で唯一先発で起用され、ゲームキャプテンも務めた伊東純也は、「なるべくコミュニケーションをしようとしてましたけど、多少のずれがあったり、いいところもあったんですけど」と、普段と違うメンバーと絡む難しさを語った。 「前半も後半も入りがよくなかった。隙は少しあったかなと」 そう課題を指摘した30歳は、前半と後半が全く違った展開になった理由について、こう分析している。 「フレッシュな選手、リツとケイタが入ったというのはありますけど、シンプルに相手が耐えきれなくなったのが大きいかなと。もちろん途中から入ってきた選手が流れを変えてくれたっていうのもありますけど」 0点に終わったとはいえ、前半の攻撃がボディブローに効いていたとゲームキャプテンは見解を示した。 取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)