デフアスリート競技の魅力を紹介 郡山で「ろう教育フォーラム」 福島県内の2選手語る
福島県聴覚障害者協会の「第23回ろう教育フォーラム」は23日、郡山市労働福祉会館で開かれ、県内のデフアスリートが競技の魅力や前向きに取り組む大切さを語った。 関係者ら約110人が参加した。耳の聞こえない子どもや保護者らの参考にしてもらおうと、デフカーリングの山口翔大さん(郡山市)、デフサッカーの西戸湖乃華さん(福島市)を招いた。 2人は競技との出会いや聴覚障害者のオリンピック「デフリンピック」出場の目標を話した。西郷村出身でデフバスケットボールの越前由喜さんがビデオメッセージを寄せた。 引き続き同協会の根本和徳さんを交え、パネル討論を行った。2人はデフリンピックの認知度向上や、ろう教育に求められることについて考えを述べた。 ◇ ◇ 日本で初めての「東京2025 デフリンピック」は来年11月15日から12日間、東京都などで繰り広げられる。サッカー競技は福島県のJヴィレッジ(楢葉・広野町)での開催を予定している。