日本ハム・矢沢がプロ2年目で初勝利 新庄監督から受け取ったウイニングボールは「家族にプレゼントしたい」延長十回に1回無失点
「ヤクルト4-5日本ハム」(7日、神宮球場) 日本ハム・矢沢が6番手で4-4の延長十回に登板。1回を無安打無失点に抑えると、十一回に打線が1点を勝ち越し、プロ2年目で待望の初勝利が転がり込んだ。 【写真】矢沢、魂の熱投! 矢沢は十回、先頭の中村に四球を与え、犠打で1死二塁のピンチを背負ったが、西川を空振り三振。代打・川畑を二ゴロに打ち取って切り抜けた。 矢沢はヒーローインタビューで「毎回ヒヤヒヤさせてしまっているが、きょうはしっかり抑えられて良かった」と話した。十回のピンチでは「カウントが悪くなって、もうど真ん中の真っすぐを思い切り投げ込もうと思った」と開き直ったのが奏功した。 試合後に新庄監督から受け取ったウイニングボール。「今日は家族が見に来ていると思う。家族にプレゼントしたいと思う」と笑顔を見せた。