【写真：Getty Images】

　ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は22日（日本時間23日）、本拠地コロラド・ロッキーズ戦に「1番・指名打者（DH）」でスタメン出場。9回の第5打席では同点に追いつく第53号ソロ本塁打を放ち、勝利に貢献した。米メディア『ドジャース・ネイション』のノア・カムラス記者が綴っている。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング 　大谷は4-5のビハインドで迎えた9回裏、セス・ハルボーセン投手の4球目を捉え、右中間スタンドに運ぶ第53号ソロ本塁打を放った。この本塁打の打球速度は114.7マイル（約184.6キロ）、推定飛距離は432フィート（約131.6メートル)だ。 　また、大谷に続くベッツもハルボーセンから第19号サヨナラ本塁打を放ち、地区優勝争いの中で貴重な勝利をおさめた。大谷はこの試合で盗塁を2つ決めており、本塁打53、盗塁55まで記録を伸ばしている。 　さらに調子を上げている大谷についてカムラス氏は「大谷の最近4試合のスタッツは18打数14安打で打率.778、本塁打5、打点13、盗塁6、長打率1.722、OPS2.522だ。また、MLB史上初の53-53のクラブに所属する選手となった。そして、キャリア初のポストシーズン進出も決めている。これはMVPだ」と綴った。