つける派? つけない派? クルマの正月飾り! 付け方によっては違反になるかも……意外に知らない意味とルールをチェックしよう
どれを選んで、どうやって付ける?
■どれを選ぶ? 年末ともなると、スーパーやホームセンター、フラワーショップなどで正月飾りを見かける機会が多くなる。その多くは家用だ。では、クルマに付けるならどのようなものが良いのだろうか? もちろん、中には「自動車飾り」と銘打ったものもあったりするので、それを選ぶのが無難ではある。 筆者が2016年まで使っていた稲穂付きの飾り(前述の画像参照)は、走行風でボンネット側に捲り上がることがままあり、それが多少気になる点ではあったので、2017年以降は小ぶりなものに切り替えた。 さすがに橙付きの立派なモノを付けて、橙を落とす人は今は稀だろうし、昨今はクルマからの落下物の責任問題も取り沙汰されるので、その辺りも考慮した方が良いかもしれない。 また装着方法も、以前は結束バンドなどでフロントグリルに固定していたが、面倒になってきたので2020年からは吸盤タイプのものを室内に付けるようになった。 手軽さでいえば吸盤タイプだし、"自動車用"として売られているのはだいたい吸盤タイプだ。ただ、吸盤タイプだと"正月飾りらしく"フロントグリルに付けるのは難しくなる。 付けやすさやデザイン、縁起物の構成、お値段など、最終的にはそれぞれの好みで良いだろう。だいたい「迎春」や「賀正」「開運」「謹賀新年」など、縁起物の文言が記されているが、"クルマ用"であれば「交通安全」を選ぶのも、セレクトの理由になるかもしれない。 ■いつ付ける? いつまで付ける? まず、クルマ用に限らず正月飾りは縁起が悪いとされる"一夜飾り"と、"二重苦"に通じる29日を避けて12月28日まで付けるのが良いとされる。前記の理由なら30日でも良さそうだが、それについての解説は見たことがない。 付け始めも13日からOK説と26日以降説があったりするが、忙しい師走の中頃から付ける人はいないだろう。 正月飾りを付ける期間はクルマ用でも特に変わらず、門松を飾っておく「松の内」(=神様の滞在期間)と呼ばれる期間内。松の内は、関西、四国方面では1月15日まで、関東、東北、九州あたりでは1月7日までとするようだ。
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